目次

スキャルピングとは、超短期的な売買を繰り返す手法です。スキャルピングは、ハイレバレッジ取引が可能な海外FXがスキャルピングに向いています。
また、海外FX業者はスキャルピングに寛容で、最大レバレッジ1,000倍でトレードができるので、少額取引から大口までスキャルピング向きと言えます。
国内FX、海外FXの取引数量別の必要証拠金と1pipsの利益早見表
取引数量 | 必要証拠金 | 1pips の利益 |
|
---|---|---|---|
国内FX レバレッジ25倍 |
海外FX レバレッジ500倍 |
||
1,000通貨 | 約4,400円 | 約220円 | 10円 |
1万通貨 | 約44,000円 | 約2,200円 | 100円 |
10万通貨 | 約440,000円 | 約22,000円 | 1,000円 |
100万通貨 | 約4,400,000円 | 約220,000円 |
10,000円 |
※米ドル円、1ドル110円で計算。
資金が50万円の場合、国内FXでは、10万通貨で1pips、つまり1,000円の利益しか出せません、
しかし、海外FXで資金が50万円の場合、200万通貨で取引ができ、1pipsでなんと20,000円の利益を出すことができます。
スキャルピングのトレードスタイルについて

スキャルピングとは、主に下記のトレードスタイルのことを指します。
- エントリーからイグジットまで数秒~数十秒
- 一回の利益は1~10pips程度
- トレード回数は一日数十回以上
スキャルピングとは、小さな利益をコツコツと積み上げるトレードスタイルで、ハイレバレッジでトレードできる業者ほど、高い資金効率を実現できます。
好きな時間にトレードができるので、おすすめです。
スキャルピングのメリット

①平日に毎日取引可能
スプレッドが広くなりやすい早朝を除いて、日中や夜間でも1~2時間くらいの短時間スキャルピングができます。
②短時間かつ短期間で利益を大幅に増やすことができる
スキャルピングに最適な相場は「ボックス相場」です。ボックス相場では、予想がうまくいくと、連勝できて短時間で稼げる可能性があります。
スキャルピングのデメリット

①スプレッドが安い業者を選ばないと、取引コストが大きくなる
スキャルピングは、超短期売買を繰り返すのでスプレッドが高いFX業者を利用すると利益がなかなか上がりません。
例:取引を30回~40回した場合、スプレッドが1.0pips違うだけで3,000円~4,000円のコストがかかります。なので、できるだけスプレッドが安く約定力が優れているFX口座を選ぶべきでしょう。
海外FXにおける最大レバレッジ1000倍なら、国内FXの25倍と同じ資金(証拠金)で同じpipsを抜くとした場合、海外FXは国内FXの40倍の利益を上げることができます。
つまり、海外FXは、利幅を小さく取ってもポジションが大きく稼ぎやすいので、早く利益確定ができるというメリットがあり、効率よく稼げる可能性があります。
スキャルピングに最適な海外FX業者を選ぶポイントまとめ
スキャルピングに最適な海外FX業者を選ぶ際には、
少しでもスプレッドの狭い業者を選ぶ
これが重要です。スキャルピングでは、取引回数が多い分スプレッドが安い方がコスト的に有利であり、スプレッドが安ければ、小さな利幅でも利益確定ができるので勝率を上げることができます。
スキャルピングに最適なおすすめ海外FXブローカーランキング

第1位 TitanFX

TitanFXがスキャルピングにおすすめの理由は、約定力の高さとスプレッドの狭さ、取引量に応じてレバレッジが変わらないことです。
TitanFXの本社はニュージーランドにあり、現在100か国以上にサービスを提供しています。
TitanFXには、取引手数料が無料のスタンダード口座とNDD方式のブレード口座があります。
スキャルピングをする場合、約定力の高いブレード口座がおすすめです。
NDD(ノーリーディングデスク)方式は、インターバンク直結型で、ブローカーがトレーダーの注文を直接カバー先の金融機関が提示する為替レートで発注するシステムのことです。
NDD方式には「ECN方式」と「STP方式」の2種類があります。ECN方式は、注文を自動的にマッチングさせていて、STP方式は、DD方式のように一旦トレーダーの注文を業者が受けてから、カバー先の金融機関に注文を出します。
そのためSTP方式はカバー先の提示するレートにスプレッドを上乗せして、トレーダーにレートを提示することがあります。
ECN方式は個人やファンド、証券会社などの注文を集めて板情報に注文を載せて、オークションの形式で自動的に売買を成立させます。
TitanFXのブレード口座では、このECN方式を採用しています。
スプレッドも、0.1pips~と非常に狭いのが特徴です。手数料は1,000通貨あたり片道0.03米ドル必要です。
また、ゼロカットシステムがあり損失も限定されます。最大取引量は100ロット(1ロット=100,000通貨)になります。
レバレッジは一律500倍で、最低取引量が0.01ロットと少ないのがおすすめポイントです。
第2位 Axiory

第2位は、Axioryです。
AxioryもECN方式の口座(ナノスプレッド口座)を用意しています。スプレッドが狭く、レバレッジは最大400倍です。
取引手数料はナノスプレッド口座は1,000通貨あたり0.03米ドル、最低取引量は0.01ロット、スプレッドは米ドル/円が0.1銭からです。ゼロカットシステムを採用しています。
第3位:TradeView

ILC口座というECN口座を提供していて、約定力が高いです。
ILC口座はレバレッジが200倍と若干低めで最低取引単位も0.1ロット(MT4の場合)ですが、ゼロカットシステムを採用しています。
MT4ではなく「cTrader」の取引ツールを使う場合、最低取引単位は0.01ロットになります。
手数料は1ロットあたり5米ドルで、スプレッドは全通貨平均で0.2pipsと狭いです。